ブログトップ

宇宙戦艦ヤマト前史

yamato2199.exblog.jp

宇宙戦艦ヤマト登場前の地球防衛軍の苦闘を描きます。

(補記) 2199世界における地球艦艇のあり様について

拙稿 『72, 「宇宙戦艦ヤマト2199」 世界における航空宇宙兵力の位置付けと意味(15)』に対し、

「大ガミラスの栄光」さんからコメントを頂きました。

それは私が金剛型戦艦は四隻あったが、二隻は対ガミラス戦で喪失した事が予想出来、1隻、「キリシマ」残存
しているのがはっきりしている。

しかし、もう一隻、「ヒエイ」の行方はどうなったのか判らない。

私はこの「ヒエイ」の存在が”第二次内惑星戦争”の引き金を引いたのでは・・・と妄想を逞しくいていましたが、

その間に宇宙戦艦ヤマト2199公式設定資料集[EARTH]が発売になり、それに基づいた御指摘を受けました。

それによると地球の日本艦隊の戦艦「金剛」型は

金剛型は計8隻が建造されたが、対ガミラス戦役の中、5隻が外惑星防衛戦、2隻がカ2号作戦で失われ、物語開始時点で残存しているのはキリシマのみとなっている[13]。
コンゴウ(BBS-551)
ハルナ(BBS-552)
ヨシノ(BBS-553)
ミョウコウ(BBS-554)
キリシマ(BBS-555)
ヒエイ(BBS-556)
チョウカイ(BBS-557)
フソウ(BBS-558)

[13]公式設定資料集P152、153

と言う御指摘でした。


それに対する私の回答・考察は以下の如くでした。

この記事を書いた時点では私もまだ公式設定資料集[EARTH]を入手しておらず、勝手な妄想を膨らませて
しまいました。

ただ、この設定には少し不満もあります。

軍事大国ではあるまいし、日本が何で平和時に八隻も有力な戦艦(地球的に見て)を保有していたので
しょうか?

しかも艦番号的に若い艦が比較的遅い時期まで生残り、艦番号が下った艦が外惑星防衛線
(当然、緒戦です。)で失われている・・・。

おかしいでしょう。

日本の宇宙戦艦造船速度はガミラスとの接触直後から外惑星防衛戦までの短期間に4~8隻も戦艦を
作れる程、早かったのでしょうか?

この様に公式設定と言えども突っ込みどころは満載です。

とレスしました。

それに対し「大ガミラスの栄光」さんは更に考察を加えられました。

八隻もあるのはやはり第二次内惑星戦争時の火星戦力が予想以上に強大だったり
(火星駐留艦隊を乗っ取ったとか)、紛争以後の反乱、テロリスト、海賊を警戒したりするためのもだったり…

総力戦争の場合、艦は若老の区別なくさっさと沈んでいきそうですけどねえ

それに地球側の先制攻撃の際にガ軍艦艇の強力さは地球のそれを大幅どころではないほど強力である事を
思い知ったので、先手必勝とばかりに(それとも焦りか、)比較的練度の高い艦隊を送ったのではないでしょうか

**********************************************

これ以降は「大ガミラスの栄光」さんの最期のコメントに対するレスになります。


 さて、まず平時なのにも係わらず、「金剛」型戦艦の多すぎる隻数の問題について考察してみましょう。

何故、私が『八隻は多すぎる!』と、この隻数に拘ったか、そこから話さなくてはなりません。

その前にこの記事を纏める為にNet上を彷徨っている時に、海上自衛隊のイージス艦の隻数が八隻なのに
気が付きました。(ちなみにこちらも「こんごう」型です。)

多分、この「金剛」型戦艦の設定を行った人はこのイージス艦の隻数を適用したものと思われます。

確かに、イージス艦は現海上自衛隊の艦艇で主力・・・と言って良い位置にあります。

しかし、過去にあった「金剛」型「巡洋戦艦」四隻の意味とイージス艦八隻の意味は全く違います。

「金剛」型巡洋戦艦は米海軍に対する抑止力として長年寄与して来ました。

対するにイージス艦はイージス・システムの一環として働く事を想定して建造されています。

勿論、個艦でも充分な対空能力を発揮できますが、多数の同型艦と連携する事により”神の楯(イージス)”と
して絶大な力を発揮しますが、抑止力としては見た目が所詮、「軽巡」か「駆逐艦」なので数を揃える事で
その「抑止力としての機能を補おう」としているのです。

しかし、2199の「金剛」型は見た目も立派な戦艦です。

周辺諸国に対する”抑止力”として建造するなら四隻位が妥当な量です。

もし、八隻も建造したら日本が「軍事大国」化して周辺諸国に害をなそうと画策していると取られてもしかたあり
ません。

また、経済的な面でも多数の戦艦を建造しすぎるのは問題です。

「金剛」型戦艦と「コスモ・ファルコン」、どちらが高価か、考えなくても判りますよね。

現在の航空自衛隊の主力戦闘機F-15イーグルの価格は約100億円、「コスモ・ファルコン」が同額で作れたと
して、「金剛」型戦艦がその十倍、約1000億円で作れるでしょうか?
(ちなみに「軽巡」か「駆逐艦」にしか見えない、イージス艦「こんごう」でも、その価格は約1200億円です。)

巡洋戦艦「金剛」は英・ビッカース社で建造されましたが、当事の価格で約2300万ポンドもする大きな買い物でした。

これをライセンス生産で国内で後、三隻造ったのですから、当事の日本は相当な無理をしていたのが判ります。


「金剛」型宇宙戦艦をガミラス戦が始まった後に残り二~四隻を建造したのなら話はまだ話は判ります。
(「懐の心配」より「命の心配」が重要なのは当然です。)

しかし、平時に、こんな戦争にしか、役に立たない高価な船を八隻も揃えることなど正気の沙汰とは思え
ません。

また、もし、残りの二~四隻を追加建造する場合、十年も前の古い設計で新造戦艦を作るでしょうか?

”「改・金剛」型”とも言うべき、全く別の船になったはずです?

『八隻もあるのはやはり第二次内惑星戦争時の火星戦力が予想以上に強大だったり
(火星駐留艦隊を乗っ取ったとか)、紛争以後の反乱、テロリスト、海賊を警戒したりするためのもの
だったり…』

と言う考察についても意見を言わせて頂きます。

『第二次内惑星戦争時の火星戦力が予想以上に強大だった。』については現在でも普通に行われている
情報戦について考えれば火星側が金剛型に匹敵する戦力、(質・量の面を合わせて)を持っているか、あるいは
持とうとしているのか、この程度の情報は簡単に掴めます。

『予想以上に強力だった』などと言う事が起これば情報担当責任者は完全に責任を問われるでしょう。

『火星駐留艦隊を乗っ取ったとか・・・』 一隻の船なら乗っ取る事も不可能ではありません。

しかし、まだ”国家未満の反乱分子”が艦隊を丸々一つ乗っ取る事など不可能です。

また、「駐留艦隊」と言うと「戦艦」を旗艦とし、「巡洋艦」、「駆逐艦」で構成された「艦隊」を想像しがちですが、

第二次内惑星戦争時、火星政府はまだ樹立されておらず、火星表面の大部分は地球の各国に制圧されて
いたと考えられます。

こうした”制圧戦”に必要なのは「艦隊」ではなく、”陸軍”や”海(宙)兵隊”です。

そしてそれらの地上兵力を運搬するのは「揚陸艦」です。

だから、火星独立強行派が奪取出来るのは余程特殊な理由が無い限り、「揚陸艦」が精々です。

ただ、これ等の「揚陸艦」であっても”対艦ミサイル”は多数積めるので全く軍艦として戦力外になるかと言うと
そうでもありません。

しかし、こうした”仮装巡洋艦”の相手は正規巡洋艦の役目であり、”戦艦”の出る幕ではありません。

現に「村雨」型はそうした理由?で量産されていました。

『紛争以後の反乱やテロリスト』に対し「戦艦」を差し向けるのは「”蚊柱”に対し”砲弾”を打ち込む」様な
無意味な行為です。

莫大な費用を掛けつつ、戦果は少しも上げられない「ヘタな作戦」の典型です。

「金剛型」戦艦八隻を保有する理由には成り得ないと私は考えます。

**********************************************

次に『海(宙)賊』について考えてみましょう。

今まで多数のアニメで「宇宙海賊」が活躍する場面が幾つもありましたが、少しでも『海(宙)賊』の存在意義に
ついて掘り下げのあったのは私の知る限り、「モーレツ・宇宙海賊」だけです。

その他の作品の「宇宙海賊」達は宇宙に出没する「窃盗団」に過ぎませんでした。

現に”マラッカ海峡”にはそうした「窃盗団」である「海賊」が出没しているようですが、その鎮圧に空母や
護衛艦が出動したという話は聞いた事がありません。

この様な「窃盗団」に対しては巡視艇で充分なのです。

とても「戦艦」の出る幕はありません。 「コスト・パフォーマンス」を考えれば当然の事です。

また、『宇宙」という「特別な環境」を考えれば「海(宙)賊」が簡単に活動出来る環境でない事は直ぐに判り
ます。

呼吸する「空気」すら持って歩かねばならない環境なのですから・・・。 

そこで行われる「海(宙)賊」行為とは敵対勢力の輸送物資を輸送船毎、破壊して敵の手に渡らない様に
する事、「通商破壊戦」に他なりません。

ここまで来れば大規模な戦闘が予想されますので「戦艦」の出番もあるのですが、まぁ、大概の
「通商破壊戦」は軽巡洋艦の役目です。

自分より強い艦にであったら、優速を生かして退避し、じぶんより弱い艦や輸送船などはその餌食とする、
これが本来の海軍艦艇の戦い方です。

**********************************************

『総力戦争の場合、艦は若老の区別なくさっさと沈んでいきそうですけどねえ

それに地球側の先制攻撃の際にガ軍艦艇の強力さは地球のそれを大幅どころではないほど強力である事を
思い知ったので、先手必勝とばかりに(それとも焦りか、)比較的練度の高い艦隊を送ったのではないでしょうか』

ヨシノ(BBS-553)      (「コンゴウ」型    外惑星防衛戦で喪失)
ミョウコウ(BBS-554)    (「コンゴウ」型    外惑星防衛戦で喪失)
ヒエイ(BBS-556)      (「改・コンゴウ」型 外惑星防衛戦で喪失)
チョウカイ(BBS-557)    (「改・コンゴウ」型 外惑星防衛戦で喪失)
フソウ(BBS-558)      (「改・コンゴウ」型 外惑星防衛戦で喪失)

コンゴウ(BBS-551)     (「コンゴウ」型 カ号作戦戦で喪失)
ハルナ(BBS-552)      (「コンゴウ」型 カ号作戦戦で喪失)

キリシマ(BBS-555)     (「改・コンゴウ」型 メ号作戦でも残存)

[13]公式設定資料集P152、153から類推

と言う戦歴があるようですが「外惑星防衛戦にキリシマはドック入りでもしていて参加しなかったのでしょうか?
ないしは八隻全部が作戦に参加、コンゴウ、ハルナ、キリシマだけが帰還出来たのでしょうか?

戦力の逐次投入は一番やってはいけない戦術です。 

当然、全力出撃が基本だったと思われます。

外惑星防衛戦で多数の艦を失ったとしてもそれは逐次投入という愚かな戦術ではなく、乾坤一滴の作戦だったはずです。

ガミラス戦開戦時には「金剛」型戦艦は四隻程度の保有量だったが、米・ソ、欧州、の艦隊が数度に渡り、
ガミラスと接触、防衛戦闘を行いながら情報を取る、その情報は次々と次に戦う艦隊にフィード・バックされて
「改・金剛」型四隻が建造された。(艦番555~558)

そしてその集大成として「金剛」型戦艦四隻と「改・金剛」型戦艦四隻による最期の「外惑星防衛戦」が行われた
が、残念ながら、ガミラスに対して決定的な打撃は与える事は出来ず、参加した八隻の内、帰還出来たのは
「金剛」型二隻「コンゴウ」「ハルナ」、「改・金剛型」一隻「キリシマ」だけだった。  

そして更に改装を重ねた「金剛」型と「改・金剛」型が投入された最期の艦隊戦?が「カ号作戦での辛勝」であった。

この後、ガミラスは攻撃を遊星爆弾攻撃に絞り、無駄な艦隊戦は仕掛けてこなかった。・・・と言われるが

地球人が「遊星爆弾」攻撃を黙って受けていたとはとても考えられず、少なくとも「遊星爆弾」攻撃の初期には
ガミラスも「遊星爆弾」を地球近傍まで護衛していたと思われ、地球の迎撃部隊とガミラスの護衛部隊の間の
小規模な戦闘は果てしなく繰り返されていたのではないかと思っています。
(地球人は攻撃目標を見つけたら無駄と判っていても攻撃せざるを得ない「好戦的」な生物です。)

また艦の乗組員の連度に触れられていましたが、これは一階には言えませんが、基本的には”古い艦”の
方が”新しい艦”の乗組員よりも錬度は高いはずです。(経験が長いのですから。)


私も重宝している「公式設定資料集[EARTH]ですがやはり完全な軍事専門家が書いているわけではないので
シロウトの私が見ても「おかしい!」と感じる所は多々あります。

決して”聖典”ではありませんからおかしいと思ったらその理由を考えて下さい。

そして、もし、作品を何か作っているのならそこに生かしてください。

宜しくお願い申し上げます。
[PR]
by YAMATOSS992 | 2013-09-22 22:00 | 考察 | Comments(29)
Commented by 現代人 at 2013-10-10 14:13 x
お初にお目にかかります、現代人と申す者です。これまでヤマト2199に対する考察を拝見させて頂きました。どれも独自の考えをふんだんに取り入れ、読み応えのある考察文だと感心しております。

今回、地球艦隊の有り方(日本の戦艦保有数)についての考察ですが、私なりに別の解釈があります。なお、以下のコメントは、決して非難や否定を含んで書いていくわけではございません。あくまで、私なりの考え方であることを承知くださいませ。

まず結論からして言いますと、私は日本の戦艦保有数が『多い』と感じるのではなく、逆に『少ない』と考えます。

その理由は主に3つ―
1、2199年までの、世界事情の変化
2、太陽系という広大な宙域を守ること
3、将来、未知の勢力と衝突した場合、これを排除すること

次に続きます・・・
Commented by 現代人 at 2013-10-10 14:15 x
1に対して
現代の眼から見れば、高コストな戦艦を日本が8隻も配備する必要があるのか、という疑問は湧いて当然でしょう。しかし、時は我々よりも約180年も後のこと。この間、地球が何の変化もない、とは考えにくいと思います。
事実、ヤマト2199では、世界は幾つかの管区に分断され統治されています。これと同時に、物価や通貨の大規模な変動もあってしかるべきでしょう。

極めて単純ではありますが、その結果が、かの第二次大戦よろしく戦艦建造時代のように、戦艦が量産しやすい時代が来たと言っても過言ではないと思います。そして、その建造計画の先に立ったのは、やはり国連であると考えます。

次に続きます・・・
Commented by 現代人 at 2013-10-10 14:17 x
2に対して
宇宙空間は、地球上とは違って無限に広がる空間です。地球と言う国が、総括して200隻、300隻と数を揃えても、太陽系という一つの空間を守るにしては、あまりにも数が少ない。本気で太陽系を護りぬこうとすれば、数千隻単位は必須になるでしょうが、それこそ机上の空論です。
しかし、国連としては、出来る限りの範囲で主力艦や補助艦艇を増産して来たるべき日に備える必要はあったと考えられます。
日本も勿論、その枠に入り、他国と同様に戦艦や巡洋艦の建造に熱を入れて、全国が一丸となって宇宙防衛力の強化に勤しんだことでしょう。

3に対して
未知の勢力との衝突。これを国連が考えていない、とは思いにくいです。この時代ともなれば、外宇宙にも自分らの様な生物や化学力を持った存在がいると想定し、それらに攻め入られた場合は撃退するための膨大な兵力が必須になります。
また、太陽系外の勢力を警戒していた証拠として、天王星から冥王星の間に設置された監視衛星が、ガミラス艦隊を捉えています。

最後へ・・・
Commented by 現代人 at 2013-10-10 14:20 x
また、そういった外部勢力が、どれだけの科学力か推測できませんし、未知の相手に少数の兵力で撃退できる、というほどに自信過剰とも思えません。
多くの兵を揃えて事に当る。これが基本中の基本ですから、国連としては各国に出来る限りの範囲で戦闘艦を建造させ、備えてきたのではないでしょうか。

それに戦力の少なさが仇になって、地球や火星への直接上陸を許してしまっては、元も子もありません。それでは、宇宙艦隊の存在義が無くなってしまいます。なるべく遠くで撃退するのが、宇宙艦隊の役目でしょうから。

―以上、三点において、日本の戦艦8隻に対する考えとして、『少ない』と考えました。
書きたいことが纏まらなくて、分かりにくい文章となってしまいましたが、私の考えは上記の様なものです。

なお繰り返しますが、批判や反論を意図しているわけではございません。私なりの考えを書き込ませて頂いた次第です。
4回連続の投稿コメント、失礼いたしました。
Commented by yamatoSS992 at 2013-10-10 21:52 x
 なる程、私は戦艦(歴史的に考えれば戦列艦)→主力艦と考えて考察を進めて来ました。 どうしてかと言うとヤマト世界を維持するためです。

ただ、現在のイージス艦的な位置づけに考えを変えれば確かに
八隻でも少ないですね。

ただ、ヤマト世界は基本的に旧大艦巨砲主義の時代を基本として
います。

だから私は金剛型(巡洋)戦艦は四隻だし、扶桑だの吉野だのと言った別の有名艦の名前を安直に使う事は許せません。

また、巡洋艦の名前に「村雨」という「気象現象」の名前を使う無神経さ、(むらかわ氏は「山」「河」の名に統一していました。)
折角ここまで勝れた物が出来たのにどうして後一歩が踏み込めないのか、私はそれが悔しいのです。


Commented by yamatoSS992 at 2013-10-10 22:41 x
 現代人さん、あなたは「軍事行動」や「勢力範囲の防衛」という事をしっかりと把握しておられますか? まさか太陽系全体を常時均等に防衛しようと考えておられるのではないですか?

また、未知の敵に対する防御?そんなものが出来る位なら、現在に到るまで大部分の紛争は起こっていません。

唯一の例外が大英帝国の二国標準法による海軍整備です。
これとて膨大な戦費に国庫が傾き廃止せざるを得ませんでした。

基本的に宇宙戦争は資源のある惑星(木、土星)と地球を結ぶ
交通路を巡る戦いになるはずです。

そして資源を満載したタンカーや輸送船を戦艦や巡洋艦が守る
護送船団とそれを襲う通商破壊艦の戦いになるはずです。

メ号作戦の様な敵基地を直接叩く作戦は殆ど行われません。
(現に実体は陽動作戦でした。)

海も宇宙も本来「人」の住めない環境で戦われる戦争です。
このため地上戦とは比べ物にならない位のコストが掛ります。

国連を持ち出して来たところで地球全体の経済力が増すわけでは
ない事に気付いて欲しいと思います。
Commented by 現代人 at 2013-10-11 11:29 x
ご返信恐れ入ります。まぁ、これは素人なりに考えたことですので、御気になさらず。
管理者様ほどに、私は軍事・歴史に博識ではありませんから。百歩譲って、そちらの言い分が正しいと思いますよ。
それでも、ヤマト2199は私達の住む時代よりも、100年以上進んだ地球。経済力がどう変化や変質を遂げるかなど、予測するのはまず無理ですが。

しかし、太陽系外からの侵略を全く予期していなかったとしたら、木星や土星よりも遠くの天王星付近に配置された監視ステーションは、なんの意味があったのでしょうか。宇宙海賊が生存圏の無い、土星よりも外側にいるとは考えられませんが・・・・・・。仰るような、身近な紛争で手一杯であろう国連が、わざわざそんな遠くに監視ステーションを設置しに行く理由が、見当たらなくなります。

艦名に関しては、製作者も深く考えてはいなかったのでしょうね。寧ろ現在の海上自衛隊を手本としたのでしょう。私としては、艦名の件で、あぁだ、こぅだと、文句を垂れる気はしませんでした(それ以上に面白い作品でしたから)。

続きます・・・
Commented by 現代人 at 2013-10-11 11:29 x
私達の世代では、戦艦は時代遅れの産物故に、もう造る国はありません。
その時代で、海上自衛隊では、戦艦で付けられるべき名を、護衛艦『こんごう』と付けています。同クラスの護衛艦には、かつて巡洋艦に付けられた『あたご』という名が付けられました。
『いせ』、『ひゅうが』、と戦艦に付けられた名が、ヘリ搭載護衛艦に付けられます。
また、戦闘艦を『護衛艦』で一括りにされる時点で、旧来の風習に倣う必要もないのでしょうね。こういった例があることを踏まえたからこそ、ヤマト2199でも、全てが旧来の風習に倣う必要性はない、と見たのでしょう。

だって、アニメですから。第二次大戦のアニメを作るならまだしも、これは未来を描いたSFアニメ。何が何でも旧来になぞる、という考えは必要ないかな、と思いますよ。
Commented by yamatoSS992 at 2013-10-11 13:14 x
 海上自衛隊の艦名の付け方は文句の言いようの無い位見事なものです。
 
護衛艦とイージス艦の区別もつけられない、「いせ」、「ひゅうが」を
唯の、ヘリ搭載護衛艦としてしか認識出来ないあなたは完全に勉強不足です。

自衛隊は旧軍の風習の塊みたいな所ですよ。

それを理解せず、旧来の風習だからと言って軽視しているとはとんでもない間違いです。

金剛型戦艦のなかに「扶桑」の名があるのは資料集で知っていますよね。

金剛型戦艦「扶桑」、馬鹿言っちゃいけない、扶桑型戦艦「金剛」ならまだ許せますが、「扶桑」の名の重みを知って欲しいと思います。(理由は御自分でお調べ下さい。) 


Commented by yamatoSS992 at 2013-10-11 13:34 x
先程は書き忘れましたが天王星付近に配置された監視ステーションの存在意義は単なる製作側の認識の”甘さ”に尽きます。

「銀河航路」と言う歌が歌われているのをみても解るとおり、ワープは出来ないものの、近隣の恒星系に遠征しているか、遠征計画がある事を窺がわせます。
したがって天王星にあったのは監視ステーションではなく、観測ステーションです。(そうでなくてはなりません。)

それとまたぞろ「宇宙海賊」問題が顔を出しましたが、これについては私の過去分を読むか、自分で研究して見て下さい。

あえて言うなら窃盗目的の「宇宙海賊」は存在出来ません。

もし、そんな物が跳梁出来る余地があるのなら地球はガミラスに追い詰められる事もなかったし、「ヤマト」がイスカンダルを目指す旅も必要なかった位のオーバー・テクノロジーがあって初めて可能になる物なのです。
Commented by 現代人 at 2013-10-11 16:27 x
ご返信恐れ入ります。上記が、貴方の考え方なのは良く理解出来ました。

しかし、イージス艦である『こんごう』型と『あたご』型、戦艦名と巡洋艦名を混同しているのは如何に? 『ふそう』『やましろ』等を差し置いて、縁起が悪いと囁かれる『あたご』が付けられました。
こちらの間違いを批判するのに夢中で、そちらはお答え頂いていないようですが、如何に?

それに『扶桑』は既に、『ヤマト2199』という作品以前にもヤマトシリーズで『山城』と共に登場していましたね。
Commented by 現代人 at 2013-10-11 16:39 x
ただ、登場したのはあくまでアニメ作品ではなく、ゲーム作品の方で、ですが。

監視ステーションを観測ステーション、と強調されるのは、あくまで貴方の見識であって、それはそれでよろしいかと。
しかし製作側は、『監視ステーションで早期に発見、出来る限り遠方で侵入を阻止する』そういうコンセプトがあったと思います。
貴方には貴方なりの、制作側には制作側なりの、考え方と違いがあって然るべきでしょう。

それと繰り返しますが、私なりの考えであって、貴方を非難しているわけではない、と重ね重ね申し上げておきます。こちらの知識不足故発言があったのは、素直に非礼を詫びするところだと、痛感しております。

当考察は、ヤマト世界の構想を膨らますのに、大変素晴らしいものだと思っております。
Commented by yamatoSS992 at 2013-10-11 17:38 x
 こんごう型とあたご型戦艦と巡洋艦とごちゃまぜになっているではないかとのご指摘ですがこんごう型が”やま”名である事にきづきもせず反論してきましたね。こんごうは巡洋戦艦として誕生しました。 巡洋戦艦は英名ではバトル・クルーザーつまり戦闘巡洋艦です、 だから日本での扱いも当初は戦艦ではありませんでした。だから金剛型の他の三隻も”やま”名が付けられています。
また”縁起の悪い”などと非科学的な理由で艦名が変更されるなど少なくとも日本ではありえませえん。
Commented by yamatoSS992 at 2013-10-11 17:40 x
監視ステーションの件は実は私”ズル”をしました。
本篇宇宙戦艦「ヤマト」前史の中でガミラスの侵略がある十数年前、
異星の大破した軍艦を地球側が鹵獲していた事にしたのです。


そうした物的証拠でもないと宇宙軍が創設される必然性がないと
考えたのです。

地球人同士なごやかにやっている戦争の気分でガミラスと遭遇してしまったらそれこそメ号作戦の悲劇どころか、あっという間に
地球も征服されてしまった事でしょう。

カ号作戦での勝利も予めガ軍に対し予備知識があったから得られたもので、それなでの内惑星戦争の気分で戦っていたら確実に敗北していた事でしょう。

ガ軍に対して予備知識があるのなら「監視ステーション」も生きた設定になってきます。
しかし、その異星文明の証拠が戦闘で破壊された軍艦となると
今度は芹沢の先制攻撃はある程度許されるべき行動になってしまいます。 かといって「沖田」を腰抜けにはシタクナイシ・・・難しいところですね。

Commented by yamatoSS992 at 2013-10-11 17:53 x
これだけはお教えしますが、戦艦には”旧国名”が付けられます。
これはご存知ですよね? では”扶桑”国とは今の何県でしょう。
”山城”国は京都の事です。 あたら使える名前ではない事くらい
ご理解いただけるでしょうか?
Commented by 現代人 at 2013-10-11 19:26 x
確かに、扶桑は日本の異称であり、中国などからも扶桑国とやらで呼ばれていたことから、特別な意味合いはあるようですね。“戦艦”には旧国名を、との説明は理解できます。とはいえ、制作側はそこまでやろうとはしなかったようですが。

『あたご』型の命名の経緯ですが、『演技が悪い』という由縁は、第二次大戦のレイテ沖海戦で、旗艦である『愛宕』が魚雷攻撃で早期に沈んだことによるもの、だそうです。(確信は持てません)
最新鋭イージス艦に、そういった経歴のある艦名を付けるのは如何な者か、と関係者は思ったのでしょう。それでも反対を押し切ってなのか、候補の一つ『ながと』を抜いて、『あたご』と命名されたという話です。
Commented by 現代人 at 2013-10-11 19:35 x
監視ステーションのズルしたという件は、どうという事もないので批判がましいことは何も言うつもりもありません。

異星文明の大破・破棄された艦艇を鹵獲していたという説明は、確かに監視ステーションの設置理由にもなるでしょう。その方が、いずれ接敵する敵(ガミラス)を相手に、長持ちできた理由の一つとなるでしょうから。

芹沢にしても、こうした残骸から、異性文明は友好的なものではない、と断言して、先制攻撃を唱えたのでしょう。沖田にしてみれば、最初の遭遇で関係をこじらせ、全面戦争という事態を避けたかったに違いありません。

とはいえ、結果論からすれば、遅かれ早かれガミラスは地球を領土拡大の一つに含む計画であり、ガミラスの保護下にあっての自由を強制した事は疑いありません。
Commented by yamatoSS992 at 2013-10-11 21:15 x
外国では何度も同じ名前の艦が沈むと縁起の悪い「艦名」だとして避けられる様になった艦名もあります。
とはいえ、それまで何度も同じ名前を付け続けたのも事実、それは艦名にはそれにまつわる武勇に勝れた逸話があるからです。
たぶんイージス艦「アタゴ」の名を縁起が悪いなどと反対したのは
政治家か、官僚でしょう。
「愛宕」の名は日本の神社の中でも10指に入る神社である事を知らないシロウトの発言だったと思います。
また「ナガト」の名を付けるなど笑止千万なのはお判りいただけると思います。
しかし、海上自衛隊幕僚本部はそんな圧力には屈しませんでした。

こうした人々の努力を無駄にする様な設定は許しておけないのです。

Commented by yamatoSS992 at 2013-10-13 09:22 x
例外的な海上自衛隊の”恥”もお話しておかねばなりません。
1980年3月に就航した「しらね」は時の時の防衛庁長官金丸信氏が自分の選挙区白峰三山北岳にちなんで「コンゴウ」級と予定されていた、艦名を強引に捻じ曲げて命名させた経緯があります。

これが単に名前を付け替えさせただけなら大した問題にはならなかったのですが、本来、軍艦はその名に因んだ神社を艦内に祭る風習があります。 そして「しらね山」という「山」は存在しません。
「白峰三山北岳」というのはその地方の名前だったからです。
結局、全く別の地方の「しらね」の名を持つ神社をいくつか合祀して対処したと聞きます。
何も知らずに安易な行動や命令をすると多大な迷惑があちこちにかかるのです。
Commented by ポコ at 2013-10-15 15:28 x
先日はすばやく、且つご丁寧なレスをありがとうございました

この件につきまして、私も少し考えてみましたのでコメントさせていただきます

<軍事大国ではあるまいし、日本が何で平和時に八隻も有力な戦艦(地球的に見て)を保有していたのでしょうか?>

これに関しては、「平和時」ではないですよね。
確か、火星人との戦いは、2次に渉っていて、こんごう型戦艦が就航したのはその間にあたる2170年代初頭ですから、いわゆる大戦間の緊張期、もっといえば、火星という反乱分子に反乱をあきらめさせるための抑止力を期待しての大量建艦と考えられないでしょうか?

(つづきます)
Commented by ポコ at 2013-10-15 15:29 x
<しかも艦番号的に若い艦が比較的遅い時期まで生残り、艦番号が下った艦が外惑星防衛線(当然、緒戦です。)で失われている・・・。>

ここでひとつ、大切なことをお忘れかと・・
対ガミラスの緒戦、総司令官の沖田提督は、先制攻撃を拒否して指揮権を剥奪されています。
11話で見る限り、沖田提督の乗艦はこんごう型です。ここからは推測ですが、沖田さんはBBS551こんごうに乗艦していたのではないかと・・
そして、戦艦は2隻ペアで運用されるのが通常ですからBBS552のはるなと共に艦隊中央部または後方に配置していた上、指揮権剥奪のせいでその戦隊自体が動けかなった(または動かなかった)
そのため、551と552、あとは、たまたま555キリシマが生き残った、そんな感じなのではないかと・・・

(さらにつづきます)
Commented by ポコ at 2013-10-15 15:31 x
またこれも推測ですが、カ2号作戦では、沖田さんはキリシマに乗艦、駆逐艦部隊を率いて主に突撃と陽動を行ったのではないかと・・そして、こんごう・はるな率いる戦艦+巡洋艦の本隊が小惑星の影に伏せていて、敵部隊に向けて艦首のショックカノンを一斉掃射、なんていう作戦をやりそうだなあなんておもいます。(沖田さんのあの性格からして、自ら突撃陽動しますよね^^;)当然ですが、ショックカノンを撃った戦艦・巡洋艦部隊は射撃後のエネルギー再充填の間隙に体勢を立て直したガミラス艦隊の突撃を受けて壊滅、これで生き残りがきりしまだけになったのかなと・・・

(もうちょいつづきます)
Commented by ポコ at 2013-10-15 15:32 x
<日本の宇宙戦艦造船速度はガミラスとの接触直後から外惑星防衛戦までの短期間に4~8隻も戦艦を作れる程、早かったのでしょうか?>

これに関してですが、この時代、「日本」というより、「極東行政区」という単位になっているはずです。(藤堂さんはそこの長官という設定に代わっていたはずですし)
すなわち、日本の(特に南部重工の)技術力・経済力と、中国をはじめとした東南・東アジアの国々の労働生産力の結集とみれば、戦艦8隻の生産もうなずけるのではないかと・・
もっといってしまえば、それだけの技術力と生産力があったがゆえに、「イズモ計画」や「ヤマト計画」を主導できるだけの立場になっていたのではないかなと思います。
Commented by ポコ at 2013-10-15 15:33 x
あと最後に・・

日本のイージス艦は現状こんごう型4隻+あたご型2隻の合計6隻だったはずです
戦艦の8隻は、二次大戦前の「八八艦隊構想」または、3次防~13中期防の「八艦六機」とか、「八艦八機」の護衛艦体制(こちらも「新八八艦隊」なんて呼ばれますし)から取った8隻な気がします。
(もっとも、旧帝国の八八艦隊の中には、金剛型戦艦は含まれていなかったとは思いますが・・・「艦齢8年以下」という要件あったはずですし・・)

すみません、勝手な妄想いっぱい書いてしまいました
Commented by yamatoSS992 at 2013-10-15 17:36 x
 私はこうした論理性のある考察と呼べるほどの創造性を製作者側に望んでいます。 
他の方とのやり取りの内で扶桑型戦艦「コンゴウ」ならまだ許せるが金剛型戦艦「フソウ」など、許せるものではない! と書きました。
何故か、あなたは多分、お分かりになってくれると思います。
たかが、端役で本編には登場もしない戦艦の名です。
しかし、その名には日本民族の歴史が詰まっているのです。
また、八隻の運用は極東行政管区として考えるのであれば不可能な数字ではありません。 しかし、もし、そうなら韓国、北朝鮮(?)名の艦がなくてはおかしいとは思えませんか?
                                  (続く)
Commented by yamatoSS992 at 2013-10-15 17:37 x
中国、朝鮮(南、北、含)日本は儒教国圏に入ります。
協力して戦う同士に船がなければ身を切ってまで与え、協力する
これを「義」と呼び、これをもっとも尊ぶ「文化圏」です。
現実には製作サイドとしては朝鮮問題に触れたくない事情があった事には頷けますし、ヤマト2199世界にこの問題を持ち込む事の愚かさも私は十分に理解出来ます。
だから日本艦は四隻位に抑え、欧米の艦を登場させて数の不均衡を防ぐ必要があるのです。
多分あなたは拙著宇宙戦艦ヤマト前史の本編を呼んで居られないのでしょう。
あなたはかなり論理的に物を考える力をお持ちです。
しかし、残念ながら知識が足りない、私が言う知識はウイキを見れば判るレベルのものではありません。
複数の全く違う事実から文面に表れて来ない真実を読み取る力です。
こうした力の片鱗でも見せてくれた方が出てきてくれたのには感謝します。
Commented by CZF at 2014-03-21 12:29 x
はじめまして。CZFと申します。単刀直入に言わせていただきます。ヤマト以前の地球側の主砲はメ号作戦以前も効かなかった、とEARTHに書いてありましたか。まだ読んでいないので教えてください。
Commented by YAMATOSS992 at 2014-03-21 13:13
>ヤマト以前の地球側の主砲はメ号作戦以前も効かなかった、とEARTHに書いてありましたか?

確かに「メ号作戦」以前、高圧増幅光線砲がガミラス艦に通用しなかったとはどこにも書いてありません。
私が書いた「宇宙戦艦ヤマト前史」本編を読んでいただければどうして初期の戦いで通用したにも関わらず、
ある理由で「メ号作戦」時には全く通用しなかったか、判るはずです。(この「ヤマト前史」は74ヤマトを
ベースにする事を基本にしています。)

失礼ですがあなたも「制作側発表設定が唯一”正しく”、それを批判する様な後設定は許せない!」と思っていませんか?
公式設定資料EARTHに書いてあればどんな滑稽な事でも”神の言葉”として受け入れてしまっていませんか?
例えばコスモ・ゼロに補助座席が内臓されている事になっていますが命を掛けて戦う戦闘機は極限まで軽量化されていなければなりません。
そんな戦闘機に”補助座席!”などあるはずがありません。
いや、あっては成らないのです。
製作者サイドは物語の必要性の方を重要視してしまいます。
そのため、”戦闘機の補助座席”と言うふざけた設定をしてしまったのです。
Commented by YAMATOSS992 at 2014-03-21 13:25
(前項から続く)
また、金剛型戦艦は8隻あった事になっていますが、これとて多すぎます。
米・ソ艦、欧州艦、等に分散すべきでした。
また、金剛型戦艦には「フソウ」と言う艦があった事になっていますが,扶桑型戦艦「コンゴウ」だったら
許せますが金剛型戦艦「フソウ」など許せる物ではありません。
日本民族の根幹を揺るがす程の「誤・設定」です。
理由は御自分でお調べ下さい。