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宇宙戦艦ヤマト前史

yamato2199.exblog.jp

宇宙戦艦ヤマト登場前の地球防衛軍の苦闘を描きます。

171.ヤマト2199世界に於ける”精神文明”の有り様についてー(2)

 「精神文明」と聞くと何か大袈裟な物を想像してしまうが、簡単に言えば「超能力者の集団」だと思えば良い。

だが、単に普通の人が超常能力を発揮する様になっただけでは単に様々な武器で武装した人の集団と変わらない。

今まで(ガンダム以前)のアニメや特撮で描かれた超能力者は上記の様な存在だった。
(下記は”一例”に過ぎない、超能力漫画やアニメ、特撮は無数にあった。)
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しかし、1979年、”革命”が起こった。

機動戦士ガンダムの内で語られた「ニュータイプ」と言う概念である。

この超能力者は念力やテレポートが使える訳では無い、常人より感知能力が高かったり、反射神経が良かったり、
危険回避能力が高かったりするだけである。
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しかし、今までの超能力者を扱った作品と決定的に違う所があった。

人にもよるが他のニュータイプと”心”を繋ぎ、お互いにその”心”を本当に判り合える能力を持っていた亊である。
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ガンダムの世界では詳しくは語られ無かったが、この能力は人と人の心を結び付け一つの心に統合してしまう可能性を
持つと考えられる。

つまり、ニュータイプの進化の先には”多個体一精神生物”が居るのである。

全人類がたった一つの”心”で動く、以心伝心、コミュニケーションの要らない世界になってしまうのだ。

これを見事に表現してくれたのは皮肉にも巷で悪評プンプンの実写版ヤマトであった。
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(私はこの作品をそれなりに評価している。 これは宇宙戦艦ヤマトでは無く、Space Battle shipe ヤマトなのだ。)

これに登場して来たガミラス人こそ、ニュータイプの行き着く先であると私は考える。

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私の今回、発表した「イルダ・走る!」ではジレル人がその能力を磨き続けた結果、”ジレルの総体”と呼ばれる存在、
”多個体一精神生物”になった事を示した。

その正体はガミラス人やその植民星に住む人々の心の片隅に宿る”精神共生体”である。

ガミラス人達は自分の内にジレル人の心の欠片があるとは夢にも思っていない。

そして、イルダの様に”ジレルの光”に”覚醒”した者は別としてガミラス人達はその様な能力が自分達にある事に
気付きもしない。

完全に精神的に隔離され、ただ一人になったガミラス人は”ジレルの総体”の力は発揮出来ないのだ。

ではどうやって”ジレルの総体”は強大な力を発揮出来るのか?

そのキー・ワードは ネット・ワークである。


                        172.ヤマト2199世界に於ける”精神文明”の有り様についてー(3)→この項続く


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by YAMATOSS992 | 2014-12-26 21:00 | 考察 | Comments(0)