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宇宙戦艦ヤマト前史

yamato2199.exblog.jp

宇宙戦艦ヤマト登場前の地球防衛軍の苦闘を描きます。

カテゴリ:考察( 38 )

私は今まで様々なメディア上で、SF、SFチックな作品を貪って来た。

その内の超能力者が主人公の作品は主人公が如何に迫害を逃れ、または迫害して来た人々を救うか、と言う
物語だった。(前回取り上げた諸作品、他)

しかし、1979年、機動戦士ガンダムでニュータイプを知り、「多個体一精神生物」の可能性に気付いた。

ただ、この時は単に心の繋がりが深くなればなる程、雪だるま式に人の心は一つに纏まって行くのでは?と言う程度の
理解でしか無かった、人の心が結び付いて行く過程の考察が足りなかったのだ。
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しかし、2004年に発表された「とある魔術の禁書目録」がその不足していた、「多個体一精神生物」成立・過程のヒントを
与えてくれた。

この世界には「学園都市」と呼ばれる”超能力開発機関”がある。
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そこに住む人々の約八割は学生でカリキュラムと呼ばれる能力開発が行われていた。

そして能力に応じてレベル査定も行われていた。

無能力者(レベル0) 測定不能や効果の薄い力
低能力者(レベル1) 日常では役に立たない力
異能力者(レベル2) レベル1とほとんど変わらない力
強能力者(レベル3) 日常生活で便利と感じられる力
大能力者(レベル4) 軍隊で価値を得られる程の力
超能力者(レベル5) 単独で軍隊と戦える程の力

特に超能力者(レベル5)は学園都市にも七人しか居ない貴重な存在だった。

しかし、超能力を研究する科学者達が悲しい”性”として常に上を目指そうとするのは必然だ。

そして、大超能力者(レベル6)を目指した研究が行われていた。
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その結果、レベル5第一位(一方通行・・・ってなんて名だ!)のみがレベル6に辿り着ける存在だと判るが、その方法が
問題だった。

レベル5第三位(御坂美琴、電気使い・エレクトロ・マスター)の軍用クローン二万体と戦闘をし、勝利すれば一方通行は
レベル6にシフト出来ると言うとんでもない物だった。

 この戦闘は常に一対一で行われ、彼はクローンとはいえ、二万人の人を殺さなければならなかった。

二万体もの軍用クローンが何故存在したか?というと元々はレベル5第三位の量産が目的だったからだ。

しかし、この量産計画で出来たクローンが異能力者(レベル2)とほとんど変わらない力しか無い亊が判り、
軍用クローンの計画は頓挫した。

だがこの計画はレベル6シフト計画に応用出来る事が判り、クローンの量産は続けられた。
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しかし、何故、この戦闘は常に一対一で二万回も行われるのだろう。

二万体を一遍に相手にした方が効率良さそうに思えるのだが、ここでNetワークの考え方が登場する。

二万体の軍用クローン達は異能力者(レベル2)止まりの能力とは言え、電磁気を扱う力を持っていた。

彼女達、ミサカ・Netワークは二万人の脳が結合した状態であり、例へ一方通行との戦闘で一体が死んでも
その”意思”や”記憶”はNet・ワーク内に保存され、ミサカ・Netワークが消滅しない限りその”総体”は生き続けるのだ。

つまり一方通行はどんどん強くなって行く敵を相手にする亊になるのだが10031号が死亡した時点でこの研究は
ある理由で中断されてしまう。

しかし、約一万体の生存クローンと約一万体の死亡クローンの記憶から成るミサカ・Netワークが作り出す”総体”は
確実に残ってしまった。
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生存クローン達は”御坂妹(シスターズ)と呼ばれ外国や国内、学園都市内に分散して生活しておりその生活振りは
一般人と何も変わらない。
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ここに鎌池和馬(作者)の独自性が発揮されている。

つまり、彼女達は個性を残しつつ、一旦、亊有れば”総体”としてスーパー・コンピューター顔負けの演算能力を
発揮するので一番、”集合精神体”としては理想の姿だと言える。
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「とある魔術の禁書目録」のスピン・オフ作品である「とある科学の超電磁砲」では

御坂美琴(御坂妹のオリジナル)を主人公とした超能力・マンガだが、この作品には別の形の精神体Netワークが
登場する。

それが幻想御手(レベル・アッパー)である。

これはある研究者が学園都市、最大最速最容量のスーパー・コンピューター”ツリー・ダイヤグラム”の使用許可が
二十四回も拒絶された事に絶望し、代替えと成るNetワーク・コンピューターを作り出そうと画策した事により生まれた。
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その方法は能力の低い学生達にその能力を引き上げるソフトを使わせ、自然と出来上がるNetワークを使って本来自分が必要とした演算を行うと言う強硬な物だった。

普通のコンピューターNetを使って世間にばら撒まかれたソフト、レベル・アッパーの感染者はおよそ一万人、その全てが自分の脳を他人に乗っ取られて昏倒してしまう。

ミザカNetワークとレベル・アッパーNetワークの大きな違いはNetワークを構成する者が自分の立ち位置をきちんと認識しているかどうかによると思われる。

ミザカNetワークは予め予備実験を行った上で構築された物であり、”持続”が重要な要素だった、しかし、レベル・
アッパーNetワークを構成する成員は自分の能力レベルが上がる事のみに専念し、どうして自分の能力が上がるのか、
その理由を考えもしなかった。
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その結果、自分の脳を他人に持続的に使い続けられ、脳が疲労して昏倒するに至ったのだ。

更にこのNetの構築者に多重能力者(デュアルスキル、原理的には不可能とされる)であるかの様な複数の能力を使わせる。

しかし、本人に言わせると多彩能力者(マルチスキル)だと言う、即ちNet構築者である彼女はNet上から必要な能力を別々に取り出して主人公と闘ったのだ。

しかし、結局、彼女も主人公の頭を使った戦い方に敗れ、電撃を直接受けて昏倒した。

しかし、Net構築者であり管理者が倒れた事で既に昏倒して眠っている他の学生達の”無意識”がNetで結び付き、
”幻想猛獣”を生み出してしまう。

学生達が普段は抑えている欲望が結合、解放されてしまったのだ。
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この怪物の厄介な所はNetに依存しているため、強力な力を発揮するだけでなく、幾ら傷を負っても直ぐに再生してしまう
事だった。

最終的には正気を取り戻したNet・構築者がレベル・アッパーをデリートするワクチン・ソフトを提供、怪物の再生機能を
奪う事に成功する。

後は主人公の”力技”で”幻想猛獣”は始末されるが、この時、昏倒して睡眠に落ちていた学生の一人は
”物凄く優しい一撃を受けた”と感じ、以後の人生感を”ポジティブ”な物に変えて行く。

自分の可能性、今は低いレベルだが、努力次第では”あの力”(レベルアッパー使用時の力) いや、それ以上の”力”が
手に入る事に気付いた学生は多かった。

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どうだろうか、超能力は個人が所有していても強力だがこれがNetワークを組むとどれだけ強力になるか、お分かり
頂けだろうか?

そして従来の作品では少数派だった超能力者の場合と違い、種族全部が超能力者だった場合には必然的に
”超能力のNetワーク”が生まれどんな大艦隊も手を出せない存在になる事を御理解頂けだろうか?

だからヤマト2199では超能力者はジレル人の最後の二人の内、ミレーネル・リンケだけにしてヤマトを制圧、
多大な情報を得る事に成功するも、主人公とヒロインの活躍の前にその精神体は滅ばざるを得なかったのだ。 

超能力問題に決着を付けるために・・・。

だが、私はそもそも何故、超能力に長けていた”ジレル人”が周囲の迫害に在って滅んだのか、納得が行かなかった。
(ジレル人に征服の野心があったならガミラスは反対に滅ぼされていたと考えられる。)

それにいくら収容所惑星から救出してくれたとは言え、ミーゼラ・セレステラが何故、あそこまでデスラーを慕うのかも
理解出来ない。

彼は母星を滅ぼす事に力を貸し、自分達を牢獄に幽閉したエーリク大公の甥である、とても同情だけで解放したと本気で
考えていたとしたら”お人良し”の極みで、成人して宣伝・情報相になってからの辣腕ぶりからは考えられない行動で
ある。

また、能力に乏しいセレステラと違い、たった一人でヤマトを制圧した程の能力を持つミレーネル・リンケ特務官は
それほどデスラーに恩義を感じていない描写が漫画版ではされており、デスラーに”心理操作”を仕掛けてもおかしく
無かった。

しかし、この矛盾も超能力Netワークの存在を前提にすれば解決する。

確かにミレーネルの能力は強大だが、しかし、彼女も所詮、疲労する人に過ぎない、四六時中、デスラーの精神に
”干渉”し続ける事は出来ない。

精々、悪戯程度の干渉をする事しか出来なかっただろう、政治に長けたセレステラと組めば、重要な政治的局面で
彼の”精神”に干渉し、”失政”を犯させる事も可能だったが、セレステラがデスラーに心酔している以上、ここまで大きな
干渉は不可能だった。

また、何万光年の彼方にいるヤマトに心理攻撃を掛けるには惑星バランの遺跡にあった「ゴースト・リンク」装置と
次元潜航艦がヤマトの予定航路上にばら撒いた”媒介物質”が必要だった。

しかし、この遺跡にあった装置、誰が見つけ、誰が整備したのであろうか?

こんな訳の分からない装置を使おう、しかも自分ではなくただ一人残った仲間に使わせようと考えるならセレステラの
冷酷さの表現になるが、ミレーネルが殉職した時、彼女は孤独に涙する、人とは”母星”を問わず矛盾した生き物だと
言う表現だったのだろうか?

また、次元潜航艦がヤマトの予定航路上にばら撒いた”媒介物質”だが数万光年の距離に一体どうやって均一にばら撒いたのであろうか?

ないしはヤマト周辺だけに撒いたのかもしれないが、この”媒介物質”、どうやって調達したのであろうか?

遺跡にあったのであろうか? だとしたらどうやって用途を”判定”したのであろうか?

それにバラン到着前のセレステラのセリフ、「アケーリアスの遺跡で”アレ”を使います。 良くてね。 ミレーネル」、
具体的な名前では無く”アレ”と言う暗喩を使って意思疎通を図っている事から考えてこの装置を使うのは初めてでは
無いと考えられる。

一体、何処の誰を相手にこんな訳の分からない装置を使って貴重な仲間の命を掛けさせたのか。

ガミラスの版図拡大に力を添えたのであろうか?

超能力者の存在は物語の面白さに確かに花を添えるものではあるが、説得力となるとボロボロである。

ヤマト世界はやはり物質文明の極み、”大艦巨砲主義”が幅を利かせる物語で無くてはならないと、思っていたが先日、
封切られた「星巡る方舟」は仲々の佳作であった。

ガトランティスとガミラスが物質文明同士で凌ぎを削り、それに謎の精神文明が関わって来て、ヤマトも紛争に
巻き込まれて行くと言う展開は非常に面白く興味深い物だった。

ただ、この作品、人に依って評価が大きく分かれる物になると予想される。

筆者はもちろん、大きく評価する、それも映画版ヤマトの内では最高の出来と考える。

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この物質文明と精神文明の共存(?)を果たすと言う離れ業を見せてくれたのが約五十年以上前に書かれた
スペース・オペラ「レンズマン・シリーズ」( E・E・スミス著 )である。

内容についてはここではこれ以上は触れないがヤマトだけでなく、SFやSFチックな作品を語る上で抑えておいて損の
無い傑作である。(映画アニメ「SF新世紀・レンズマン」とTVアニメ「GALACTIC PATROL レンズマン」の双方は別物と
考えた方が良い。 何故なら原作の持つ大きなスケールが全く描けて居なかった。)


                         172.ヤマト2199世界に於ける”精神文明”の有り様についてー(3)→この項了


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by YAMATOSS992 | 2014-12-30 21:00 | 考察 | Comments(8)
 「精神文明」と聞くと何か大袈裟な物を想像してしまうが、簡単に言えば「超能力者の集団」だと思えば良い。

だが、単に普通の人が超常能力を発揮する様になっただけでは単に様々な武器で武装した人の集団と変わらない。

今まで(ガンダム以前)のアニメや特撮で描かれた超能力者は上記の様な存在だった。
(下記は”一例”に過ぎない、超能力漫画やアニメ、特撮は無数にあった。)
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しかし、1979年、”革命”が起こった。

機動戦士ガンダムの内で語られた「ニュータイプ」と言う概念である。

この超能力者は念力やテレポートが使える訳では無い、常人より感知能力が高かったり、反射神経が良かったり、
危険回避能力が高かったりするだけである。
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しかし、今までの超能力者を扱った作品と決定的に違う所があった。

人にもよるが他のニュータイプと”心”を繋ぎ、お互いにその”心”を本当に判り合える能力を持っていた亊である。
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ガンダムの世界では詳しくは語られ無かったが、この能力は人と人の心を結び付け一つの心に統合してしまう可能性を
持つと考えられる。

つまり、ニュータイプの進化の先には”多個体一精神生物”が居るのである。

全人類がたった一つの”心”で動く、以心伝心、コミュニケーションの要らない世界になってしまうのだ。

これを見事に表現してくれたのは皮肉にも巷で悪評プンプンの実写版ヤマトであった。
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(私はこの作品をそれなりに評価している。 これは宇宙戦艦ヤマトでは無く、Space Battle shipe ヤマトなのだ。)

これに登場して来たガミラス人こそ、ニュータイプの行き着く先であると私は考える。

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私の今回、発表した「イルダ・走る!」ではジレル人がその能力を磨き続けた結果、”ジレルの総体”と呼ばれる存在、
”多個体一精神生物”になった事を示した。

その正体はガミラス人やその植民星に住む人々の心の片隅に宿る”精神共生体”である。

ガミラス人達は自分の内にジレル人の心の欠片があるとは夢にも思っていない。

そして、イルダの様に”ジレルの光”に”覚醒”した者は別としてガミラス人達はその様な能力が自分達にある事に
気付きもしない。

完全に精神的に隔離され、ただ一人になったガミラス人は”ジレルの総体”の力は発揮出来ないのだ。

ではどうやって”ジレルの総体”は強大な力を発揮出来るのか?

そのキー・ワードは ネット・ワークである。


                        172.ヤマト2199世界に於ける”精神文明”の有り様についてー(3)→この項続く


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by YAMATOSS992 | 2014-12-26 21:00 | 考察 | Comments(0)

 今年の年末は「星巡る箱舟」に大慌てさせられたが、2199挿話は別の物と割り切って強引に話をまとめた。

それでも、ヤマト世界の裏に”ジレル人の築いた精神文明が在ると言う設定のイルダ・走る!-(1)~(14)はお楽しみ
頂けただろうか? 少し不安になる処ではある。

しかし、自分で書いて措いて言うのも何だが、実は私はヤマト2199世界に”精神文明”や”心理操作能力に
長けた種族”は存在しない方が良いと考えている。

何故なら、"物質文明”は”精神文明”に全く歯が立たないからだ。

それは(14話)「魔女はささやく」で描かれた様に物質文明ONLYでは精神文明に打ち勝つ、いや、闘っている実感すら
無いまま、ヤマト乗組員はその心をミレーネルの精神体に”記憶の檻”に閉じ込められ、ヤマトはいとも簡単に制圧されて
しまうのを見ても明らかだ。(本来、ここで物語はガミラス側の勝利、”詰み”である。)

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たまたま、船外に出ていた主人公、古代・進(主人公は精神力が強いのが相場。)と森・雪(殆ど記憶が無く、
閉じ込める”記憶の檻”が作り難かった?)が居たので反撃する事が出来たがこれはもはや僥倖と言うべき物で本来なら
有得ない勝利だったと言える。

ミレーネルの能力だけが傑出した物であったのなら話は別なのだが、あれがジレル人の標準的能力だとしたなら、
ジレル人がその”読心能力”を疎まれ、周囲の星々から迫害を受けて滅んだなどと言う説明は納得出来る物では無い。

ジレル人の能力が”読心”だけだったとしても悪意を持って接近する迫害者の存在は直ぐにジレル人の知る所となり、
彼等は身を隠す、ないしは逃亡してしまって決して捕まる事は無いだろう。

ゲシュ=ダールバム(波動砲)を使って星ごと吹き飛ばす事をエーリク大公が画策した事を本文で述べたが、
これとて、あくまで私の創作で当時のイスカンダルがガミラスにゲシュ=ダールバム(波動砲)の保有を許したとは
思えないし、”博愛主義”のイスカンダル自身が他の星を滅ぼす事を積極的に行ったとも思えない。

この様に”精神文明”の問題を真面目に突き詰めて行くとヤマト2199世界はどんどん壊れていってしまう。

だが、出淵監督はそれを承知で「魔女はささやく」の回を用意したと考えられる。

何故なら、この”心理戦”が行われる物語は日本(のみならず米国でも)の特撮・アニメでは定番でシリーズの内に
一、二回はこの”心理戦”の回が必ず用意されていたものだった。

だから、氏はそのオマージュとして「魔女はささやく」を発表したのだと私は考える。


(例)
 1:無敵鉄人ダイターン3-第36話 「闇の中の過去の夢」・・・(記憶操作」の例)

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   古城に誘い出された主人公、波乱万丈は過去の記憶の内に閉じ込められ、心地よい記憶の後に一番思い出した
   くない”記憶”を突き付けられ発狂寸前になるが父の所業の償いを行っている自負が自分を取り戻すきっかけとなり
   万丈は辛うじて勝利する。(この時の敵・メガノイドは精鋭では無く、落ちこぼれだった。)

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 2:無敵超人ザンボット3-第23話 「燃える宇宙」(最終回)・・・(「認識すり替え」の例)

   敵の親玉ブッチャーを倒した神ファミリーだったが戦いはまだ終わって居なかった。

   ブッチャーの宇宙船、バンドックがブリッジをブッチャーと共に失っていたにも関わらず攻撃して来た。

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   しかもその攻撃は通常のものでは無く、神ファミリーは幻影に翻弄され、挙句の果てには”認識”を操作され
   同士討ちを演じてしまった。
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   ザンボット3とその母船、ビアルⅠ世はお互いを敵が放った宇宙怪獣と”誤認”させられミサイルやビームを
   撃ち合って大きな傷を負ってしまう。

   しかし、2号機のパイロット、神江宇宙太(かみえ うちゅうた)が負傷した事により正気を取り戻し、ザンボット3の
   闘っている相手がビアルⅠ世である事に気が付く、更にその”存在”の認識を消す事によって姿を消していた敵、
   バンドックの大まかな位置を1号機パイロット、神勝平(じん かっぺい)に知らせ、敵の位置へミサイルを誘導、
   命中させる事に成功する、その結果、バンドックが仕掛けていた”認識”操作は破れ、神ファミリーは再び一つに
   まとまってバンドックに向かって行くのだった・・・。


3:人造人間キカイダー・・・(「意志の誤誘導」の例)
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  キカイダー毎、ジローに対して敵対組織”ダーク”の首領、プロフェサー・ギルは悪魔の笛(?)を吹いてジローに
  対し「・・・ダァークに生まれし者は、ダァークへ還れ・・・」と暗示を掛ける。

  ジローは良心回路があるので素直には従えず苦悶する。
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  これは毎回、一番の山場でジローがどうやってギルの暗示から逃れるのかが見どころだった。


4:スタートレック 「宇宙の怪!怒りを喰う!?」(・・・「精神寄生体の存在」の例)

  USSエンタープライズは宿敵、クリンゴンのバトルクルーザーに出くわす。

  しかし、事故ったらしく、いきなり爆発、中破してしまった。幾許かののクリンゴン人を”転送”装置で救助した後、
  エンタープライズはフェーザー砲でバトルクルーザーを破壊した。
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  その後、覚醒したクリンゴン人達は何故、自分達の艦を破壊したのか!と怒りを地球人達に向けて来た。
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  多数派の地球人達は銃(フェーザー銃)でクリンゴン人達を脅そうとしたが、双方共武器が剣に変わってしまう。

  互いに憎しみと怒りに駆られて闘う二つの種族、しかし、エンタープライズのカーク船長やスポック副長はこの戦いは
  どうやら陰で糸を引く存在があるのに気付く。

  それは”怒り”や”憎しみ”を糧とする”精神寄生体”でクリンゴン側もその存在を認知、二つの種族は和解し、
  友好的交歓をする場面を見せつける事で”精神寄生体”は”寄生”を諦め、船外に退去して行った。

  (申し訳ないがあらすじは相当に省略している。)

これ等はほんの一例に過ぎない、初代「鉄腕アトム」から始まって「デビル・マン」あたりまでは把握しているがその後も
手を変え品を換えこの相手の”心”を欺く戦法は使い続けられてきた。

次回はそんな中から生まれて来た新しい”精神文明”の在り方について語ってみたいと思う。


                        171.ヤマト2199世界に於ける”精神文明”の有り様についてー(2)→この項続く


                                                                                                                    


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by YAMATOSS992 | 2014-12-22 21:00 | 考察 | Comments(0)
 アニメでは細長い艦体の四面全てに砲塔を持つ艦が何の疑いも無く登場するが、各面に装備した砲塔の砲の仰角が
90度あったとしても、一方向に使える砲塔は四基では無く、三基である。
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常識的に考えれば60度位が限度でその場合は一度に使える砲塔は二基が限度でこれは装備している砲力の半分で
しかない。

加減速全てを手持ちの推進剤で行わねばならない戦闘宇宙艦ではこんな無駄な重量配分は許されない。
(ヤマト・ワールドでは推進剤の問題に積極的に触れてはならないのだが・・・。)

地球艦やガミラス艦の様に艦の上下に砲塔を配置するか、拙著、「ヤマト前史」本編に登場する欧州連合駆逐宇宙艦
Z級の様に三列配置にするのが合理的である。

これなら、艦の軸線を中心に艦をロール回転させれば常に最大火力を集中させる態勢を簡単に執れる。
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これならば艦をロール旋回させる事でどの方向にも全火力を注げるからである。

この場合、砲塔はジンバル方式の支持架を持つ必要がある。
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こうした思想に従ってガトランティス艦を評価・分析すると艦橋のある上面を敵に向け、ククルカン級駆逐艦なら駆逐艦に
しては超大口径のビーム砲を二条を敵に見舞えるし、ラスコー級巡洋艦ならやはり超大口径のビーム砲を最低でも六条
発射出来る事になる。
(ラスコー級とククルカン級の砲はどちらも超大口径だが、ラスコー級の方が回転砲塔に開いた砲口の口径が大きい?)

しかし、敵に晒す投影面積も最大となり、随分と大胆と言うか、危険な構造ではある。


これと正反対の思想で作られているのがガミラス艦である。

メルトリア級の最大攻撃力は前部に搭載された330mm陽電子ビーム・カノン砲塔である。

これは三連装でしかもミシガン背負い式に設置されている。

そして、地球艦もそうだが、ガミラス艦もどちらかと言えば細長い形態をしている。

これは前面投影面積が少ない事を意味している。

前面投影面積が少なければ敵の攻撃を被弾する率も少なくなる、そしてそこに最大火力を集中する様になっている
のだ。

(バーガー少佐の第七駆逐戦隊が小マゼラン雲に侵入したガトランティス艦隊に襲い掛かった時の隊形がまさにこれであった。)
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しかし、何故、副砲が330mm陽電子ビーム砲では無く、280mm陽電子ビーム砲なのであろうか?

そして側面装備の280mm陽電子ビーム・カノン砲の存在も理解に苦しむ装備である。
(前方指向している砲はまだしも後方を指向している砲は使い道が判らない?)
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この辺り、制作サイドの設定・考察の甘さが露呈している様に感じてならない。

まとめてみると、

地球艦:側面戦闘を重視するも出来るだけ全周方向に火力を注げる様、配慮している。

ガミラス艦:全周方向への火力の集中は一応、考慮しているものの、主戦闘方向は前面である。

ガトランティス艦:主戦闘方向は艦の首尾線軸に対して直角、しかも上方である。
           多数付いている副砲は主砲の軸線とほぼ直角であり、主砲射撃時にその死角を守る目的がある?

と、まぁ、知識と妄想の限りを尽くしてヤマト2199に登場する各勢力の艦艇を考察してみたが、如何だったであろうか?
この考察は妄想を多分に含んでおり、絶対の物だとは私は考えていない。

例えばガトランティス艦の主戦闘方向は上方だとしたが、正確には上方宙域である。
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完全な真上しか攻撃出来ないわけではない。

また、上記・画像ではククルカン級、ラスコー級、はてはナスカ級まで右斜め上の敵にビーム攻撃を仕掛けている。

やはりガトランティス艦の回転砲塔の仰角は約0度~約90度と非常に広いものである事を窺わせる。

しかし、アニメの後設定とは難しいものである。
                                                                   この項、了
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by YAMATOSS992 | 2014-03-31 21:00 | 考察 | Comments(4)
 現実に存在するガトランティス式の回転砲塔は無い。

しかし、ガトリング・ガンを利用した対空砲として「バルカン・ファランクス」がある。
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この砲は対航空機と言うより、低空を這う様に飛んでくる対艦ミサイル対策として設計された。

砲と探知機が一体化しているのも低空を飛んで来る対艦ミサイルを探知出来るのは至近距離にならざるを得ないため、
艦の主レーダーだけでは標的の確実な捕捉が出来ないためである。

低空になればなるほど地平線が近くなり、捕捉出来る距離も短くなる、だから「ファランクス」砲塔に設置された
レーダーは長距離を探知するより、迅速にかつ確実に近距離の目標を捕える事を要求されたのだ。

だが、「バルカン・ファランクス」は姿・用法ともガトランティスの回転砲塔とは大きく違うと言わざるを得ない。

ガトランティスの回転砲塔の発砲はほぼ90度の仰角を持つと考えられる。 (これは大きな特徴だ。)
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それとも艦の軸線上に並んだ砲塔は水平方向を攻撃範囲に収め、両翼の艦体の上下にある四つの回転砲塔は上部、下部の敵をその攻撃対象にしているのであろうか?(ククルカン級駆逐艦の場合)

だとすると、ガトランティス艦はガミラス艦や地球艦とは随分違った用法をされると考えられる。

地球艦やガミラス艦は艦の軸に対して水平方向を主戦方向としているのに対し、ガトランティス艦は艦の軸に対し垂直
方向に強力な攻撃が出来る様になっているのだ。

どうしてかと言うと、ククルカン級駆逐艦もラスコー級巡洋艦も大口径砲は横に張り出した装甲翼(?)の上についているからである。
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 とすれば小マゼラン雲外縁部でドメル将軍の率いる艦隊の内、フォムト・バーガー少佐が率いる第七駆逐戦隊は
小マゼラン雲に侵入したガトランティス艦隊に真上から逆落としに襲い掛かっていたが、これは本来なら敵が主砲を
存分に使える方向から攻撃している事になり愚直な攻撃に思える。

しかし、第七駆逐戦隊は敵艦隊に対し正面を向けて突撃していた。

これは前面投影面積を減らし、敵弾を被弾する面積を最小にする工夫だったのではないだろうか?

水平方向から近づくと主砲の攻撃は受けづらくなるが、敵艦が使える砲塔数が多くなり、前面投影面積を減らした意味が
減ってしまう、だからバーガーは敵艦の主砲の攻撃方向に真っ向から突っ込んだのだ。

彼らしい大胆な戦法ではある。(「たいらげろ!」・・・久し振りに聞いた爽快な言葉!)

**************************************************

 話が少しズレてしまったので、ガトランティス艦の回転砲塔の機構について考察する。

使用ビームの種類: これはその色から判断して地球の高圧増幅光線砲に近い種類の物を用いていると考えられる。

             しかし、地球艦のビームはガミラス艦に弾かれ、ガトランティス艦のビームはケルカピア級巡洋艦を
             撃破していた、この違いは何なのだろうか?

砲の口径の違い:  地球艦とガミラス艦の砲の口径はほぼ同じ(ガミラス330mm、地球360mm)だが、画面上から判断
             するにガトランティス艦のビーム直径は1000mm位はありそうである。

             大口径砲の方が一度に目標に大きなエネルギーを叩きつけられる。
       
             これは一度に一条のビームしか放てない回転砲塔の弱点を補う工夫と考えられる。

回転砲塔を採用している理由:  これから記述する事はガトランティス艦も地球艦と同じ高圧増幅光線砲を採用している
                     事を前提としている。

高圧増幅光線砲は中小口径でも速射も出来れば「撫で斬り使用」も出来た。

しかし、ガトランティスがまだアンドロメダ星雲で略奪移動をしていた時、ガミラスの様な強敵に出会ってしまった可能性は
十分にある。

しかもガトランティス側から先制攻撃をしていると考えられるので退くに退けない状態に陥ったと考えられる。

だが、新型の光速兵器の開発など泥縄式に出来る訳もない。

地球艦が高圧増幅光線砲を使用していてそれがガミラス艦に通用しないと判ってからそれを打ち破れる衝撃砲
(陽電子ビーム砲、通称ショック・カノン)を早急に開発、とりあえず、在来艦の艦首に一門装備して実績を見て、使えると
判断したから「ヤマト」はその主砲をショック・カノンに出来たのだ。
(この辺りは製作者サイドにも「技術の連続性」の重要さが判る人物がいたと判断出来、好感を持った。)

話をガトランティスの光速兵器に戻す。

早急に従来の高圧増幅光線砲の威力を手っ取り早く増すにはどうしたら良いか、それは砲の大口径化である。

但し、使えるエネルギーは早々増大出来る訳では無い。

従って大口径ー高圧増幅光線砲は連射出来ない、「撫で斬り攻撃」も出来ない、実体弾の旧式砲と変わらない物になってしまった。

そこで地球のガトリング・ガンと同様な考えの元、一門が発砲したら砲塔を回転させ、次の砲口が発砲する、既に発砲
した砲はエネルギー充填を始め、元の発砲位置に来た時にはその砲は発砲出来るエネルギー充填を終わっており、
再度発砲する・・・これがガトランティスの回転砲塔の仕組みではないかと考えられる。

これなら回転砲塔にの存在意義が充分に証明される。

但し、回転砲塔一基につき発射出来るビームも一条なので、火力が不足する、それを補う為にガトランティス艦は多数の砲塔を装備している。

発砲する位置とタイミングを変えれば旋回砲塔が砲口を敵に向ける操作を短時間で行える長所もある。

ここで面白い事に気が付いた。

それはガトランティス艦は上面は主砲(?)と副砲(?)に埋め尽くされているが、下面には主砲(?)しか存在しない事である。
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私は元々ガトランティス艦の砲塔配置は無駄が多く、地球艦やガミラス艦に比べて非効率な艦だと言う認識を持って
いた。

しかし、これは私の勝手な想像だが、装甲翼の上下に配置された主砲(?)は必ず一対になっている。

これは高エネルギーを回転発射する回転砲は非常に多くのエネルギーを使い、更には発射機構も大きく複雑になって
いるため、数を搭載する事が出来ず、発射機構そのものは回転砲塔上下一対に付き、一台で上面の砲塔を使用して
いる時は下面の砲塔は使用できないのでは?と考えてみた。

そうとでも考えないとガトランティス艦の武装は無駄に重装備過ぎるのである。

次回は各勢力が用いる戦闘艦のデザインと用法について考えてみたい。


               135.宇宙戦艦ヤマト2199」 世界における戦闘艦のデザインと用法について→ この項、続く
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by YAMATOSS992 | 2014-03-28 21:00 | 考察 | Comments(0)
 ガトランティス艦が装備している回転砲の特徴は「速射性」に勝れる事だと良く言われる。

しかし、実際に描写されてる場面を見るとそれ程の「速射性」は感じられない。

ではどうして回転砲が『公式設定資[GARMILAS]には発射速度が遅い』とあるにも係わらず、「速射性」を持っていると
皆が思ってしまったのか、その辺りを紐解いてみたい。

**************************************************

それには地球に現存した火砲の歴史を辿ってみる必要がある。

「もののけ姫」の「石火矢衆」が持っていた銃(石火矢?)が初期の銃でハンド・キャノンと呼ばれる。                
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これが扱いやすい様に改良を加えられついに明治維新維新の頃には前装方式ではあるが、雷管を使った扱いやすい
エンフィールド銃になり、改良は一段落を迎えた。
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但し、単発で弾丸の装填に時間が掛かる点は大規模な戦場で使用するには発射速度が遅すぎて問題となった。

ここで発射速度の向上を目指す二つの流れが生まれた。

(1) 単発式の銃を後装式にして、更にそれを束ねて回転させ、一発撃ったらその銃は回転させて次の銃を発砲、
    発砲した銃は回転して発射点に戻ってくるまでに弾と発射薬を装填、発射点に来たら再び発砲する・・・
    これを繰り返す事で機関銃的な弾幕を張ろうとしたのがガトリング」・ガンである。
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但し、ご覧の様に威力はあるが、大型で重く、個人が持ち運べるものではなく、『砲』に分類された。
(発射速度:毎分200発)
(さらに当時の技術では装填部の機構の複雑さと銃身を回転させる動力が人力だった事もあり、信頼性にかけた。)

(2) 発射速度が劣るエンフィールド銃であったがこの時代になると弾と装薬を一体化、パッケージ化されており、
    発射速度は毎分2~3発に向上していた。

    しかし、それでも押し寄せる敵軍を押し止める発射速度が不足で更なる改良が求められた。

    その結果、生まれて来たのがボルト(レバー)・アクション式の半自動装填銃であった。
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    この装填数5発、ボルト・アクションの時代は第二次世界大戦の時まで続いた。

完全自動装填を実現した機関銃(砲)は戦場の大きな脅威ではあったが、個人携行出来るものでは無く、まだ、全兵士が
持つ様にはならなかった。{(2)の流れの延長線上に位置する。)

しかし、航空機同士の空中戦には機関銃(砲)は不可欠な存在であった。

軽快に飛び回る敵機を捕えるのは固定目標を狙撃するのとは訳が違ってある程度の範囲を持つ弾幕が必要不可欠な
物となったが、自機も軽快に機動する必要がある戦闘機の場合、武装は最小限度で済ましたい所だった。
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だから第一次大戦機、1930年代の頃の戦闘機は7.7mm機銃を多くて二丁備えるのがせいぜいだった。

しかし、爆撃機の重要性が増し、戦略爆撃思想が広まると戦闘機の武装に二つの流れが生まれた。

(1)大量の弾を浴びせかけ、爆撃機編隊の中の出来るだけ多くの機体に損害を与える事を重視する考え方。
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この両機はその代表だが、どちらも搭載機銃の数こそ多けれ、口径は7.7mmである。

(2)大型の爆撃機の中には重装甲で7.7mm機銃が通用しない「空の要塞」と呼ばれる重爆撃機が存在した。
(ボーイング B17・フライング・フォートレス)

これを撃墜するには爆撃機の装甲を貫ける炸裂徹甲弾を打ち出せる20mm以上の口径を持つ機関砲を搭載する必要が
あると日本海軍の航空関係者は考えた。
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その結果、生まれたのが零戦(れいせん)である。

しかし、20mmは当たれば威力があるものの、初速、発射速度が遅いため、中々、命中しなかった。

各国共、初速を上げる改良を進め、ある程度、問題は解決したが、発射速度の方は上がりはしたものの、機銃並みの
発射速度が得られる訳もなかった。

そこで米国は昔の自分達の発明、「ガトリング・ガン」を思い出した。

機関砲が機関銃よりも発射速度が劣るのは弾が重く、砲の機構も重くなっている為である。

ならば、一発発射してその20mm砲が排莢、次発装填をしている間に既に装填が済んでいる他の20mm砲が発射をし、
一回りして元の位置に戻って来たら再びその砲を発射すれば良い。

これが現在、皆が良く知っている「ガトリング・ガン(砲)」の考え方である。

しかし、これは単発銃を廻していた「本来のガトリング・ガン」の場合でも同じであった。

でも、やり方は変わらないが、廻す銃を機関銃(砲)にしたら、回転速度はとてつもなく速くなり、発射速度は常識を
超えたものになる、これが「新しいガトリング・ガン」の姿だったのだ。
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私はTVであったがこの「バルカン砲」の試射風景をみた事があった。

数秒間、砲が唸りを上げて回転し、発射煙に包まれる、すると十数m先の空間に「光の雲」(多分、曳光弾)が現れ、
それが信じられない程ゆっくりと標的に向かって飛んでゆくと次の瞬間、まだ「光の雲」が到達していないのに、標的は
文字通り粉微塵になっていた。

私は何が起こったのか判らず、狐につままれた気分だった事を覚えている。

毎分6000発と言う信じがたい発射速度は正にSF的な光景を見せてくれた。

私はこの信じ難い光景をアニメや特撮作品の中で未だ見た事がない。

多分、製作者サイドの多くが実際のガトリング・ガンを砲身数が多くて、発射速度の速い砲(銃)と言う概念的な理解しか、
していないため描写の仕方が判らないのではなかろうか?
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だがこれは偶然だとは思うのだが、ガトランティスの回転砲塔の発砲風景がかつて私がTVで見た「バルカン砲」の試射
風景と酷似しているのである。

あまりに発射速度が速いとかえって曳光弾の進み方がゆっくりと見える様にガトランティスのビームも連射速度が
あまりにも速くて画面上は遅く見える・・・って事はないでしょうかね。

次回はガトランティス回転砲塔の原理・構造と運用方法について考察してみたい。


               134.「宇宙戦艦ヤマト2199」 世界におけるガトランティス(帝国?)について(5)→この項、続く
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by YAMATOSS992 | 2014-03-26 21:00 | 考察 | Comments(0)
 今回は再び光速兵器、それもガトランティスの回転砲塔について考えてみたい。

74ヤマトが企画された時、最初期にはガミラス艦も主砲に砲身のある砲塔を予定していた様だ。
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しかし、作画の煩雑さを軽減するためと、異文明の船と言う事を強調する為に無砲身三連装砲塔を採用したが、後者の
採用理由は「ピュルル~ン」と言う効果音と相まって「異文明描写」に想像以上の演出効果を上げた。

また、先に語った「ビーム兵器の撫で斬り効果」については2199ヤマトの対ガトランティス戦で存分に描かれた。
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また、ビームの種類を陽電子ビームと言ういわゆる「反物質」の荷電粒子砲とした事で通常の金属イオンや陽子、電子を
磁力で加速する荷電粒子砲よりも高い威力を持たせる事に成功した。

何故なら通常物質を加速して敵装甲にぶつけて貫通出来たとしてもビーム直径分の貫通口しか開かないが、反物質で
ある陽電子のビームなら敵装甲を形成する通常物質と”対消滅反応”を起こし、甚大な被害を与える事が出来るのだ。

但し、通常物質のビームでも「撫で斬り効果」はある事を忘れてはならない、敵装甲を貫通出来ればビームを”薙ぐ”事で
破壊範囲を拡大する事が出来るからである。
(もちろん、敵装甲に弾かれてしまっては何の意味も無いのであるが・・・。)

では本題に入りたいと思う。
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これはククルカン級駆逐艦の回転砲塔発射場面である。

①~③は第一射目、④~⑥は第二射目の発射シーケンスである。

皆様は、どこか、おかしい所があるのにお気づきであろうか?

第一射目と、第二射目のビーム発砲位置がズレているのである。

回転砲塔なのだから砲口はどんどんとズレて行って構わないのだがビームの位置は変わらないはずである。

特にこの回転砲塔は右回りしているが、第一射目は①~③のビーム発射位置が砲塔の見えない部分なのに④~⑥は
手前最前列に変わってしまっている。
( ④と⑤のビーム発射口の位置が僅かに違うのは砲塔が回転を続けているためで問題はない。)

この辺り、演出者の回転式(機関)砲に対する無理解が生んだ誤演出ではないかと最初は考えたのだが、よく見ると
第一射目と第二射目のビームの角度が違っている。

そこで、画像②と画像⑤を比較、検討すると、第一射目と第二射目は別の目標と言うか、目標の移動に合わせて
修正された発砲である可能性も出てくるが・・・? 実際の所は分らない。 

また、ガミラス艦に比べ、劣っていると考えられがちなガトランティスのビーム砲であるが地球艦隊の高圧増幅光線砲に良く似た色のビームを使っている。
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だが地球のビームはガミラス艦に弾かれ、ガトランティス艦のビームはガミラスのケルカピア級を撃破している。
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ククルカン級のビームは非常に大口径でほぼガミラス艦の三連装陽電子ビーム砲塔一基分のビーム直径があると
考えられる。
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それに対し地球艦隊の高圧増幅光線砲はガミラス艦とさほど変わらない口径である。
( ガミラス:33cm、28cm、13.3cm、 地球:36cm、20cm、 12.7cm )

当然、敵にぶつけるエネルギー量もガトランティス艦は地球艦の約三倍であると考えられ、ガトランティスの光速兵器が
地球と同じ高圧増幅光線砲だったとしてもガミラス艦・撃破は可能なのではないだろうか?

また、ガトランティス艦の砲の口径は語られないが、回転砲塔の特性上、ビームは常に一条に過ぎない。
(連射で補う事は可能。)

だから敵に強烈な打撃を与えるには数を当てる必要がある、これがガトランティス艦に砲塔の数が多い理由だと考える。
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次回は現実の回転(機関)砲・ガトリング・ガンとからめて何故、ガトランティス艦が回転砲塔を備えているのかを考察して
みたい。



               133.「宇宙戦艦ヤマト2199」 世界におけるガトランティス(帝国?)について(4)→この項、続く
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by YAMATOSS992 | 2014-03-21 21:00 | 考察 | Comments(0)
 ヤマト2199に登場するガトランティス(帝国?)が「さらば宇宙戦艦ヤマト」や「ヤマト2」に登場する 「白色彗星帝国
(ガトランティス帝国)」と同じ物と考えて少しガトランティス(帝国?)について少し考察してみたい。

 「白色彗星帝国(ガトランティス帝国)」は「都市帝国」(下図)を核に周りに白色のガス体を纏って*彗星風に
偽装していた。
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(白色のガス → 高速中性子ガスって何?ヤマト・ワールドならではの”らしさ”を追求した用語。)

さらにこのガス体層は、約三万kmの厚さを持ち「都市帝国」の防御圏を形成している。

「彗星帝国」本体→「都市帝国」 直径十五km、全高十km
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この周辺ガス体が中性子を発散させているので史上始めた観測された接近してくる『中性子星(クェーサー)』だと
思われた。

*彗星の『尾』は彗星が太陽に近づいた時、太陽風に煽られて氷の表面が溶けてなびき、太陽風の風下に出来る物で
彗星の進行方向の反対側に曳く『尾』ではない。

**************************************************

 「彗星帝国」がガミラスや地球と大きく違う点は母星を持たないという事である。

上記した彗星状に偽装した「都市帝国」で宇宙を旅し、行く手にある資源や食糧(?)を略奪して生計を立てる「略奪国家」であった。

それは地球の実史で13世紀に世界を席巻したモンゴル帝国や15世紀のティムール王朝を思わせる。
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彼等はモンゴル系の騎馬民族であり、当時最速の移動手段であった「馬」を巧みに操る事が出来た。そしてどちらも
アジアから欧州にまたがる大帝国を築いた。
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ただし、強力な移動手段を持つ点では似ているがガトランティス帝国はどちらかと言うとモンゴルやティムールより欧州の封建領主に似ている。

現在、中世の欧州は騎士道花盛りの華やかな時代だったと思われているかもしれないが封建領主の生活は流浪の民の様だった。

何故かと言うと土地の生産性が極端に低く、一ヶ所に留まり続けるとその土地の領民が干上がってしまうので適当な
頃合いを見計らって領内を移動して廻っていた様だ。

その拠点には城塞が存在したが、王(領主)はいつもそこにいる訳ではなかったのだ。
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移動時はテント生活が主だった様である。(以下の画像は16世紀、馬上槍試合の見学風景の再現。)
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15世紀末に織られたタペストリーにも同様のテントが織り込まれている。
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(この方が”王家のプライバシー”は守られるのでは・・・と思う。)

こうして中世の王族は家来を多数引き連れてウオリック城の様な固定された拠点の間をテント生活をしながら、周って
行った。(当然、落ち着いた場所では農民から徴税を行ったろう。)

中世の王族は前にも書いたが、領民が干上がらない様、領内を移動、巡って歩いていた。

しかし、「白色彗星帝国(ガトランティス帝国)」は領地(?)を持たず、宇宙を移動するだけなので侵略した星系が朽ちるまで資源を絞り取っても何の問題もなかった。
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しかし、これだけの大艦隊、どこに収容しているのであろうか?

「彗星帝国」本体、「都市帝国」は 直径十五km、全高十km の大きさしか無いのである。

「都市帝国」下部の空洞には入っても精々100隻位が限界であろう。

「都市帝国」の外は「高速中性子ガス(?)」の嵐である、とても艦隊を係留出来るとは思えない。

”ドラえもん の 「四次元ポケット」” 的 艦隊 収容設備 でもあったりして?



               132.「宇宙戦艦ヤマト2199」 世界におけるガトランティス(帝国?)について(3)→この項、続く
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by YAMATOSS992 | 2014-03-18 21:00 | 考察 | Comments(2)
 ヤマト2199では七色星団の攻防時、ガミラスのドメル将軍が脆弱な航空宇宙戦力を効率的に運用するために
旗艦「ドメラーズ・Ⅲ」に『物質転送機』を装備した。

そして、これを使ってドメルは旧式の雷撃機や陸上急降下爆撃機、削岩弾を装備したこれも旧式重爆撃機をヤマトの
周辺空間の意表を突く場所に攻撃機を出現させ、大きな打撃を与える事に成功した。
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攻撃戦術は下図の通りである。
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ガイペロン型多層航宙母艦「バルグレイ」から発進した戦闘機「デバッケ」隊は「ドメラーズ・Ⅲ」の『物質転送機』を
使わずに「ヤマト」に接近し、「ヤマト」防空隊を「ヤマト」周辺から引き離して次に『物質転送機』を使って
本来、陸上機の急降下爆撃機「スヌーカ」隊の攻撃の陽動に成功した。
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しかし、ここで注意したのはドメルの『物質転送機』は本来の艦載機の航続距離を有効活用するために使われたのでは無く奇襲を主目的としていた。
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そしてこれは「バルグレイ」が戦闘機同士が戦う戦闘空域に接近し過ぎて撃沈される遠因となった。

ドメルは本来、陽動用戦闘機隊も『物質転送機』を使用し艦載戦闘機の航続距離ギリギリの距離(陽動戦闘分は残す)に
戦闘機を送り込べきであったが、七色星団空域のイオン嵐荒れ狂う特異な状況がそれを許さなかったのであろうか?

何故、外題が「宇宙戦艦ヤマト2199」 世界におけるガトランティス(帝国?)についてなのにガミラスの航空宇宙戦術の
分析をしてきたかと言うとガトランティス(帝国?)の航空宇宙戦力の運用方法がこの『物質転送機』は使用しないが、
艦載攻撃機そのものに短距離(?)転移機関を積んで同じ様な攻撃方法を執っていると考えられるからである。

 主力攻撃機(艇)・・・ 一 光時 程度の「転移」は可能と考えられる。
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 主力艦載防空戦闘機・・・こちらは艦隊防空が主任務なので「転移」の能力はない。
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これ等の艦載機の内、デスバテーターが他の航空宇宙戦闘機より格段に大きく、「転移・機関」搭載の可能性を
窺わせる。(下図)
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運用には専用のナスカ級宇宙中型空母が主要されている。
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ガトランティス(帝国?)の侵攻艦隊はこのナスカ級宇宙中型空母を基幹とする機動部隊を編制している様だ。

小マゼラン星雲周辺でのガミラスとの衝突時もラスコー級宇宙巡洋艦やククルカン級宇宙駆逐艦に守られたナスカ級
宇宙中型空母の姿が見られる。
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通常、機動部隊や戦艦艦隊には先導する威力偵察巡洋艦や防空監視用の強力な探知機を積んだピケット艦が付き物
だが、ガトランティス(帝国?)の場合は偵察用の早期警戒装備を施した偵察型のデスバテーターがあるのでそれを
用いていると考えられる。
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次回はガトランティス(帝国?)そのものの存在について考察してみたい。


備考: 一 光時 とは「光」が 一 時間当たりに進む距離である。

一 光時 では数字的には少ない様に思えるが光速が 三十万km/秒 なので時間当たりに直すと約 十一 億kmとなり、
太陽系の地球~木星の距離、五億km~十億km(時期によって変わるため幅がある。)に相当する。

いくら 短距離 「転移」と言ってもこれ位の距離を 一瞬 で跳べれば私は戦闘にしろ、偵察にしろ、充分であると考える。 


                131.「宇宙戦艦ヤマト2199」 世界におけるガトランティス(帝国?)について(2)→この項、続く
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by YAMATOSS992 | 2014-03-15 21:00 | 考察 | Comments(7)
 私は「光速兵器」は接近戦でのみ、効果を発揮する兵器で地球の海軍が大艦巨砲主義になって行ったのと同じ経過を
辿って航空宇宙戦力を充実させる必要が出て来た事を今まで述べて来た。(記事No.62~77)

しかし、前にも何度か触れたが、戦闘艦が『転移(ワープ、ゲシュタム・ジャンプ)』の能力を持つ場合、”別の戦術”が
考えられる。

(1)一撃離脱戦法 (ヒット・エンド・ラン)

これは敵艦に『転移(ワープ、ゲシュタム・ジャンプ)』で接近し、一撃を加えたら直ぐに再度、『転移』してその場を去るか、
『連続・転移』が出来なければ、全速でその場を去って安全圏に逃れ、再度、『転移』出来るまで機関が回復したら再び
攻撃を行うと言う”戦術”である。
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(この”戦術”については『宇宙戦艦ヤマト前史』本文で何度も使わせて貰ったので出来ればそちらも参照して頂きたい。)

旧・宇宙戦艦ヤマトでは『さらば宇宙戦艦ヤマト』で復活したデスラーがヤマト近傍へガトランティス駆逐艦を送り付け、
攻撃をさせた。

これがまさに『一撃離脱戦法(ヒット・エンド・ラン)』であった。

但し、本来、ガトランティス駆逐艦は『転移』の能力を持っていたはずであり、『瞬間物質移送機』を使う必要があるのか、
はなはだ疑問ではあったのだが、『精密照準』するには『瞬間物質移送機』が必要だったのでは?と私は解釈している。



(2)「転移」が可能な艦載機を使った超長距離航空宇宙戦力の運用

ヤマト2199第十話「大宇宙の墓場」でともに次元断層に落ち込んだヤマトとガミラス艦が協力する為にガミラス艦から使者が送られる。
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そしてその使者を迎えにコスモ・ゼロαー2が出撃する、その飛行(航行)中、死滅した遭難船の数々の脇を通り過ぎたが
その中の一隻がガトランティス(帝国?)のデスバテーターであった。

当時、映画館での鑑賞では通り過ぎる速度が早く、パンフに紹介が無ければ気が付きもしなかった。
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最近までこれは出渕監督の単なるファン・サービスと理解していたが、良々考えてみると次元断層に落ち込んだ船の大半は「転移」中の事故で次元断層に落ち込んだはずである。

と、すれば、ガトランティス(帝国?)のデスバテーターは短距離かもしれないが「転移・能力」がある事になる。

ヤマトを追跡して来たゲール艦隊は次元断層の裂け目が広がって旗艦「ゲルガメッシュ」以外、全ての艦が次元断層に
飲み込まれるという事故!もあったが、あれはヤマトが波動砲で無理矢理脱出口を穿った為に次元断層付近の空間に
歪みを生じ裂け目が一時的に広がったのが理由であった。

だから、あながち、波動エネルギーと次元断層の係わりは否定出来ないのだ。

だとすると、ガトランティス(帝国?)も波動機関を使っている事になるが、空間を歪ませて光速を越える方法は他にもある
のかもしれないのでデスバテーターが波動エンジンを使っているとは限らない。

もし、ガトランティス(帝国?)軍が攻撃用短距離「転移」を用いているとするとその用法は艦艇によるものだけでは無いと
考えられる。

また、艦艇による「一撃離脱攻撃」には高度の熟練した操艦技術が必要と考えられ、誰にでも出来るものでは無かった
ろう。

更に艦隊を組んで一度にこの攻撃を行うのは僚艦との物質重複爆発の危険を孕むので効果は高いが危険も大きい
「難しい技術」であった。

だから、ガミラス軍は敵の「光速兵器」をアウト・レンジする手段としてまず航宙母艦を主体とする航宙機動部隊を主力と
考えて来た。
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そして次にガミラス軍は艦載機の「シャトル運用」案、「前線基地空母」案をへて「瞬間物質移送機」使用案と運用方法を
研究してきた。
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だが、やはり、敵光速兵器のアウト・レンジを確実に行うには艦載機にも「転移」機関が積んである事が必要であり、
「一撃離脱攻撃」で相手に確実に打撃(撃沈)するにはある程度大口径の砲、それも数を多く搭載している必要があり、
この為、光速兵器である三連装陽電子ビーム砲塔を四基も積んだデストリア級航宙重巡洋艦が建造された。
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艦隊戦でこの一撃離脱攻撃を行うのは僚艦との物質重複爆発の危険を避ける為、一隻づつ攻撃をしかける必要が
あり、あまり効率の良い攻撃方法とは言えなかった。

結局、航空宇宙戦力の強化としてクリピテラ級航宙駆逐艦とガイデロール級航宙戦艦などの艦載空間魚雷搭載艦が、
ガミラス艦隊の主力であり、戦闘の主戦力は航空宇宙戦力である事には変わらなかった。
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次回はガトランティス(帝国?)軍の航空宇宙戦力とガミラスとの運用の違いについて述べてみたい。


               130.「宇宙戦艦ヤマト2199」 世界におけるガトランティス(帝国?)について(1)→この項、続く
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by YAMATOSS992 | 2014-03-13 21:00 | 考察 | Comments(14)